「手帳に書く」を習慣化するために
【悩み】
計画を立てて実行をしようとしますが、気が付くと計画通りにいきません。また手帳にいろいろと記録しようと思っていますが、手帳に書くことを忘れてしまいます。どうすればいいですか?
先日、個人レッスンを行っている生徒さまから上記のような質問を頂きました。この生徒さまとは、今年の3月ごろから個人レッスンを行っています。コロナの影響も受け、しばらくレッスンも中止になっていましたが、数か月前からやっと再開できていて、自分の夢を叶えるためにとても前向きに学んで下さっています。
そんな生徒さまは、今年の春ごろに手帳を購入されました。自分の目標に向かって計画を立てて、実行して振り返っていくということを行うためです。先日の個人レッスンの時に、その手帳を見せてくださいました。
なんと、真っ白・・・
真っ白な手帳をパラパラとめくりながら、冒頭の悩みを教えてくださいました。
実は冒頭の悩みはこの生徒さまだけではなく、新入社員研修や若手社員研修でも頻繁に質問されることでもあります。みなさん社会人になったら手帳を書いてあれこれ管理しよう!と思われているようですが、なかなかうまくいっていないというのが現状のようです。
私の答えは簡単です。
【答え】
手帳を閉じてしまい計画を目にしなくなると人は忘れます。また記録することも、手帳を見ないと忘れてしまいます。では、どうするか?答えは簡単です。手帳を開きっぱなしにして、いつも目に触れるところに置いておきましょう。
そうなんです。手帳は閉じてしまっては、その存在すら忘れてしまいます。いつも目につく場所に「開いたまま」置いておくことで「忘れる」ことを防ぐことができます。
私は机の上に手帳を開いたまま置いています。机の横を通るたびに、手帳に書いてあるタスクやスケジュールを見て「次は何をするのか」「まだ終わっていないことは何か」を確認するようにしています。そうするとほとんど予定通りに終わらせていくことができます。
もちろん、社内などでは、手帳を開きっぱなしにしておくことはできない場合もあると思います。プライバシーの問題や個人情報保護の問題もあるからです。その場合は、手帳を確認する時間をこまめに取るようにしたり、自分が席についている時だけ手帳を開きっぱなしにするなど工夫をしてみてください。
そろそろ来年の手帳を準備される方も多いと思います。手帳を活用して、自分自身の目標達成を目指していただきたいと思っています。
タイムマネジメントや手帳の書き方などの個人レッスンもやっています。お気軽にお問い合わせください。
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