【ネタバレ】相手の話を聴く研修ワーク

大分県の企業さまに全社研修、管理職研修、新入社員研修などで伺っています。この時期は、年内の研修がそろそろ終わりを迎え、来年の研修の準備が始まっています。今年も研修を通してたくさんの方にお会いできましたが、来年はもっとたくさんの方にお会いできると思うととっても楽しみです。

今日のブログでは、今年、研修でお会いできた管理職の皆さま向けに行った「スタッフ面談 面談技術」をテーマにした研修で、実際に行ったワークをご紹介したいと思います。これから研修を導入してくださる企業さまにとってはネタバレの研修ワークです(笑)

研修では、スタッフ(部下)面談についての方法をお伝えしますが、その時に必ずお伝えすることは「スタッフ面談では相手の話に集中して話を聴き切ってください」ということです。管理職の方で、スタッフ面談について、本や講座を通して学ばれたことがある方やインターネットで検索をして調べたことがある方ならお分かりだと思いますが、ほとんどの場合は「相手の話に集中して、しっかりと話を聞きましょう」と書かれています。

この「相手の話に集中する」ということは本当に大事なことです。そして実際に研修で同じようにお伝えします。しかし多くの場合、多くの方が「そんなこと知ってるよ」という(ガッカリした)顔をされます。きっと多くの管理職の方にとっては「聞き飽きた」ことだと思います。

しかし、改めてお尋ねします。「本当に相手の話に集中していますか?」と。そして、以下のようなワークを導入します。相手の話に集中していくことを実感していただくワークです。ワークはとても簡単です。それぞれ1分程度の自己紹介を作るために「自己紹介シート」を書きます。そしてペアの相手に向かって自己紹介を読み上げるというただそれだけです。

ワークは面談をする役と受ける役を決め、3パターンで行います

【パターン1】
①ペアになって面談を「する役」「受ける役」を決めます
②「受ける役」の人は自分の自己紹介を相手に伝えます
③「する役」の人は「受ける役」の人の自己紹介を聞きながら自分の自己紹介も同じ声の音量で読み上げます
~「する役」と「受ける役」を交代して同じ手順でワーク~

【パターン2】
①ワーク1のペアで面談を「する役」「受ける役」を決めます
②「受ける役」の人は自分の自己紹介を相手に伝えます
③「する役」の人は「受ける役」の人の自己紹介を聞きます。今度は、声に出して読み上げがしませんが、自分の手元にある自己紹介シートを下を向いたまま心の中で読み続けます
~「する役」と「受ける役」を交代して同じ手順でワーク~

【パターン3】
①ワーク1のペアで面談を「する役」「受ける役」を決めます
②「受ける役」の人は自分の自己紹介を相手に伝えます
③「する役」の人は「受ける役」の人の自己紹介を聞きます。今度は、相手の顔を見て、相手の自己紹介に集中します。相手の自己紹介以外のことは考えずに、言葉だけではなく、表情や声のトーンなど様々なことに注意しながら自己紹介を聴き切ります
~「する役」と「受ける役」を交代して同じ手順でワーク~

それぞれのワークが終わるたびに感想を書いてもらいます。面談をする側は相手の話が入ってきたか、面談を受ける側は相手に話を聴いてもらっている気がしたか、また相手を信頼できると感じたか、などを記録します。

このワークを受けるみなさんは最初はとても混乱します。相手の自己紹介を聞きながら、自分の自己紹介を読み上げるや、下を向いたまま黙読する、など、良く分からない指示が出ているとお感じになるようです。

しかし、この【パターン1】や【パターン2】で行うことは、普段、人とのコミュニケーションの場面でよく見られることです。みなさんの周りにもおられませんか?相手の話に被せて自分の話を大声でしている人、相手の話を聞いているように見えるけど、次に何を言おうかと考えてばかりで、相手の話をまったく聞いていない人、そんなコミュニケーションが溢れています。

このワークを通して、管理職の皆様にお尋ねをします。「スタッフさんと話をするときに【パターン1】や【パターン2】の状態になっていませんか?【パターン3】のように相手の話に集中して聞いていますか?」と。

みなさんはいかがでしょうか?特にスタッフの話を聴くときに、相手の話に集中して聞いているでしょうか?次に何を言おうか、なんと言えば相手を負かすことができるか、そんなことを考えて話を聞いてしまっていないでしょうか?

ぜひご自分のコミュニケーションを見直すきっかけにしていただきたいと思います。そして、次にスタッフ面談を行うとき、面談以外でもスタッフさんの話を聴くときには相手の話に集中して話を聴き切っていただきたいと願っています。

管理職のみなさま向けの研修をご希望される企業さまはお気軽にご連絡ください。貴社の課題や要望に合わせたオリジナルの内容で研修をお作りいたします。

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