オンラインセミナーに役立つヒント 更新

4月28日に「オンラインセミナーを開催する方へ」という内容で記事を書きました。これからオンラインセミナーを開催する方が押さえておくと良いと思った基本的なことをまとめたものです。

この記事を書いてから、私もオンラインセミナーを何度も開催し、改善も行ってきたので、今日は、上記を少しアップデートしたいと思います(現在、私はzoomを使ってセミナーを開催していますので、今回の記事はzoom上の話だと思って読んでいただけるとうれしいです)。

入室した瞬間に不安にさせない

受講生を不安にさせないためにできることは2つです。1つ目は、「事前に講師の顔写真を公開しておくこと」、2つ目は「受講生が入室したらそのタイミングでお声がけすること」です。今、オンラインセミナーが多く開催されていますが、この機会をきっかけに初めてオンラインデビューをされる受講生の方もおられます。何度か受講はしているけれどまだ慣れていない方もおられるでしょう。そのような状況で受講される方々は、zoomのURLをクリックして入室許可を待つ間でも緊張をされているはずです。「どんな人が待っているんだろう」という不安を最小にするためにも、事前に講師は自分の顔写真を公開し、安心んしていただく、そして、受講生よりも10分以上は前に入室して、受講生からの「入室申請」を見逃さずにすぐに許可をして、お顔が見えたら講師最高の笑顔とお声がけでお出迎えしましょう。

共有画面の使い方に気を付ける

zoomでは、受講生と同じ画面を見ながらセミナーを進めることができます。これは、セミナーを進行するにあたってとても良い機能ですが、この共有画面を見ている時間が長くなれば長くなるほど、受講生の方は「動画を観ている感覚」になります。セミナーの最初から最後までを共有画面で終わらせるのではなく、全員の顔をお互いが見合いながら、またブレイクアウトルームを使いながら、「飽きさせない」セミナーを創っていきましょう。

共有資料は文字の大きさ、量に気を付ける

画面の共有機能を使って資料を共有する場合には、資料の文字を大きくする、一枚のスライドの情報量を少なるするなど、作り方に注意が必要です。特にオンラインセミナーの場合、受講生がPCで受講をしているのか、スマホで受講をしているのかが事前に分からないことがあると思います。スマホで画面共有となると、かなり資料は見えにくくなることを忘れてはいけません。リアル(対面式)で行うセミナーや研修の場合に、パワーポイントでスライドを使う講師も多いと思いますが、プロジェクターを使って投影をするリアル研修の資料よりも、もっと文字を大きく、文字量を少なくすることで見やすい画面になります。また、全体的に、左寄せに作り、右側の余白を大きめに取ることで、受講生にとって見やすい資料になります。

共有資料と配布資料は分ける

できる限り、配布資料は共有資料とは別の作りになっていることが理想です。前途したように共有資料は「文字を大きく、文字量を少なく」作成されていますが、この資料を配布資料にしてしまうと、かなりのページ数になります。また一つのテーマが何枚ものスライドに分かれて書いてあり、手元に置く資料としては見にくい資料になっているはずです。事前に資料を配布し、その資料にメモを取りながらセミナーを受講していただく場合は、共有画面と手元の資料のページ数が異なることになるので進行に注意が必要です。

いかがでしょうか。オンラインセミナーはリアルセミナーとはまったく性質が違うものなので、「違うもの」として作り込みをされてみてください。現在オンラインセミナーを開催されている皆さんやこれから作り込んでいかれる皆さんのお役に立てると幸いです。

講師としてデビューをされたい方、人事として研修を行っておられる方のサポートもしております。お気軽にご相談ください。

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