【内定者・新入社員】研修中にメモを取る

先日は、大分県内の企業さまに伺い「内定者・新入社員フォローアップ研修」を担当させていただきました。その研修の受講生の声は、以下のブログにUPしております。

【受講生の声】内定者研修・新入社員フォローアップ研修

今日は、この時の研修で私が受講生のみなさまにお伝えした「メモを取る」ということについて書いていきます。

内定者・新入社員フォローアップ研修は、みなさんがとても真剣に受講をして下さり、活発な意見も出て良い時間となっていました。2時間の研修時間をとても集中して、頷きながら聞いてくれていました。しかし、誰一人、私の話をメモしながら聞いている人がいませんでした。

研修中には「先輩に同じことを何度も聞いてしまわないようにメモを取りたいと思う」「早く一人前に仕事ができるようになるためにメモを取っていこうと思う」などの意見が出ていたにも関わらず、誰一人研修中にはメモを取っていないのです。

一般的、メモを取っていない研修の場合は、【メモを取る必要のない話】と判断されていることもあります。しかし、今回は、研修中に、途中でみなさんの目の色が変わったのが分かるほどに、集中して意欲的に参加してくれていましたし、活発な意見も出してくれていました。だから【メモを取る必要のない研修】と感じていたとは想像しにくいと思っています。そのため、今回のブログではこの部分は触れずに進みます。

メモを取っていなかった受講生のみなさんに研修の最後に「最後に講師から一言ちょっと厳しいことを言うね」と前置きをしてお伝えをしました。

「今回の研修では誰もメモを取っていません。仕事を早く覚えるためにメモを取ると言っていたにも関わらず、研修の内容はメモを取っていません。これでは、先輩の話もメモに取らないと思います。誰の話であれ、自分に必要だと感じた部分はメモを取るということをしっかりやっていきましょう。今までメモを取っていない部分で、必要と思うことを今、メモしてください」

そうお伝えすると全員が一斉にメモを取り始めました。それはまるで「メモを取っていいですよ」と許可が出るのを待っていたかのようでした。

メモを取る、ということ、特に手書きでメモを取るということは、今の若いみなさんに取っては、そんなに機会が多くあることではないかもしれません。しかし、仕事はメモを取って覚えていくものです。研修の時点からメモを取る練習をしながら、現場でもしっかり「メモを取る」癖を付けていただきたいと願っています。

余談ですが、若手社員向けに「メモの取り方」を伝える研修を取り入れる必要すら感じた出来事でした。

内定者・新入社員向けの研修などのご相談はお気軽にどうぞ。

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