チームえがお フォローアップ研修

チームえがおとは?

「チームえがお」は去年の8月に発足をしたプライベート研修会です。
皆さん、自費にて研修費用を負担されて受講されています。

去年は8月から12月までの計5回の研修を行いました。
この「チームえがお」で大切にしていることは2つです。

1つ。言葉に対して分かったフリをしない

例えば、「コミュニケーションは大切だ」と私たちは当たり前のように使っていますが、その「コミュニケーション」って一体何だろう?ということをいちいち立ち止まって考えるようにしています。そうすると、自分の使っている「コミュニケーション」という言葉と相手の使っている「コミュニケーション」という言葉に違いがあることに気づくことができます。この違いに気づくことが大切です。言葉に対してわかったフリをしない、相手もわかっていると思い込まない。そうやって、言葉を大切に扱いながら、相手との関係を考えていきます。

また、言葉の意味を考えるうえで、大切なことは「自分で考える」癖をつけること。スマホで調べて、そこに書いてある意味を読んで「分かった気になる」のではなく「自分はどう考えるか」を言語化していくことです。正解を出したいわけではなく「自分はこう考える」を言語化したいのです。

2つ。自分と向き合う。それも徹底的に。

チームえがおのメンバーには管理職も多くいらっしゃいます。チームをまとめる立場としてとても大変な毎日をお過ごしです。そんな時に、時々、「相手が話を聞いていない」「どうすれば相手が変わってくれるだろう」という発言を聞くことがありました。この発言には「自分」が含まれていません。

すべてのスタートは「自分」です。自分が変わることで、相手のとの関係を変えることも出来る。まずは「自分」の見直しを行い、自分を変えることで、関係性を変えていくことを考えてみる。徹底的に自分軸にこだわっています。

チームえがおの研修スタイル

研修は私が一方的に喋るスタイルではなく、私の投げかけに対して、ペアやグループで意見交換をしていただき、その後に全員で意見交換をします。最初は自分の名前が呼ばれるまで発言をしなかった皆さんですが、最後の方では、名指しをされなくても自分の意見をどしどし出してくださるようになりました。私はまさしくファシリテーターです。

去年の5回が終わり「他人軸から自分軸になってとても楽になった」という意見や「自分の伝え方を工夫するようになった」という変化をお聞きしています。「変化した自分を気に入っている」という素敵な意見もありました。またチームえがおでは月に1冊を目標に本を読みましょうとお伝えし続けていますので「この研修のおかげで、本を継続して読むようになった」という方もおられます。

フォローアップ研修

先日、チームえがおのフォローアップということで研修を行ってきました。今回のテーマは「強いチームって何だろう」。今回、私がお伝えをした「強いチーム」は「認知的多様性のあるチーム」についてですが、その話の前に、皆様にご自分が考える強いチームについて言語化していただき、出てきた意見を元に、さまざまな角度から考えを膨らませていきました。

自分で考えて言葉にすることに集中していると、研修時間の90分はあっという間で、今回も「あと5分で90分ですね」とお伝えすると皆様「え〜!!もうそんなに時間が経ったの?」と大変驚かれていました。「とってもスッキリした」「去年以来久しぶりに、仕事以外で”考える”作業を行って楽しかった」「仕事でかなり落ち込んでいたけど、皆さんと久しぶりに意見交換をして気持ちが楽になった」「自分が変わる必要があるってことが分かった」など、さまざまな嬉しい感想をいただきました。

チームえがおの研修は私にとっても楽しくて貴重な時間です。講師としてたくさんのことを学ばせていただいています。

これからのチームえがおの皆様のご活躍が楽しみです。

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