アンガーマネジメント叱り方トレーナー
今年は研修講師としてもう一つ皆様にお伝えするものを増やすために、アンガーマネジメントを学んでいます。毎月、研修に伺っている企業様にお役に立てることとして、他に何があるだろうと考えたことの一つでもありますし、研修で伺った企業様から「アンガーマネジメントを教えてください」と直接リクエストをいただくことも多くなったからです。
そこから、現在までの間に、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメントファシリテーター®️
アンガーマネジメントハラスメント防止アドバイザー®️
アンガーマネジメント叱り方トレーナー®️
の3つの資格を取得することができました。
一社)日本アンガーマネジメント協会の理念は「怒りの連鎖を断ち切ろう」というものです。日本アンガーマネジメント協会のHPには「すべての人が自分の感情に責任が持てれば、怒りの連鎖は断ち切れると信じている」と掲載してあります。
私自身、研修講師として「ミッション」を持っていますが、その中の一つに
「出会える方に人生の主役は自分自身であることを伝えます」
というものがあります。
これは、自分の人生に、自分で責任を取って自分でコントロールしていくこと、誰のせいにも、何のせいにもしない人生を送る、自分の人生の主役であり続けることを研修と通してお伝えするという意味です。
そういう意味で、自分の感情に責任を持ち、怒りの連鎖を断ち切っていくということを大切にしている日本アンガーマネジメントの理念に強く共感をしています。
例えば、パワハラ防止研修などありますが、パワハラ防止研修は「なぜパワハラがダメか」という「法的なルール」の話が中心になることもあります。もちろん皆さん頭では理解されます。
しかし、職場は、ストレスフルでもあり、たくさんの怒りと出会う場面も多くあるのです。
どれだけ、頭で法的なことを理解していても、ストレスフルな現場で、自分の感情をコントロールする術を知らなければ、やはりパワハラまがいの発言につながってしまうことがあります。
そんな時に、アンガーマネジメントを使えば、感情を自分でコントロールできるようになり、相手に対して、冷静な気持ちで必要な注意や指導ができることに繋がります。相手の成長を促すために「叱る」ことは大切なことです。叱らないままメンバーを育てることはできません。
ここがアンガーマネジメントのすごいことだと思うのです。自分の感情を自分でコントロールするトレーニングを行い、相手に「リクエスト」として「叱る」ことを行う。アンガーマネジメントの可能性をとても感じています。
さまざまなストレスを感じながら働いておられる皆さんへアンガーマネジメントをお伝えしていくことはもちろん、組織の成長やメンバーの成長を願っておられる管理職やリーダーの皆さんへ、正しい叱り方をお伝えし、組織内でパワハラ防止を行っていただくためのアンガーマネジメントをお伝えしていきたいと願っています。