【内定者・人事向け】入社前に鍛えておいたほうが良い3つのスキル

※この記事は2020年8月に執筆したものです。その後、多くの方に読んでいただいておりますので、2022年12月に修正・追記をしております。

【質問】
内定先が決まりました。これからあと半年間、入社前に何をしておけばよいでしょうか?

今日は、就職支援をやっているとよく聞かれる上記の質問にお答えします。来春入社予定の内定者のみなさん、そして内定者を迎えようとしておられる人事の方にお届けしたい内容です。

大学生の就職支援をやっていると、内定が出た後に「入社まで何をしておけばよいですか?」と質問をされることが多くあります。内定先が決まってすぐは、頑張った自分へのご褒美で遊びに行く人が増えたり、今まで休みがちだったアルバイトを専念する人も多くいますが、内定式が近くなってくると、少しでも何かスキルを伸ばしておきたい!と考える内定者は多いものです。

今日は「伸ばしておくべきスキル」ということにフォーカスしてお伝えしたいと思います。

①日本語力を鍛える

まずは、新聞や本を読んで、日本語力を鍛えていきましょう読めない漢字はその場で調べて読めるようになる、初めて聞く単語は意味を調べる、敬語を学ぶなどです。自分の中の語彙力(単語量)を増やし、言葉を蓄積させていきましょう。人は自分が持っている語彙(単語)数で物事を考えます(5歳の子どもが考えることと皆さんが考える内容に差があるのは持っている語彙数の違いとも言えます)。社会人になって求められる「意見を言う」「報連相をする」等が苦手な人に共通しているのは「日本語力の弱さ」です。自分の想いを言葉にして伝えていくためには、的確に表現できる日本語が必要です。まずは、日本語力を鍛えていくことを行いましょう。

②意見を出す力を鍛える

新聞記事や書籍の感想や学んだことを「書く」練習をしましょう。新聞や本を読み日本語力を鍛えながらインプットができたら、次はアウトプットする力を鍛えましょう。

社会人になると「あなたはどう思うのか」ということを求められることが多くなります。その時に意見が出ずに困る若手社員はとても多いですし、会社側も若手社員に対して「意見が出ない」ことを課題にしています。

学生時代の勉強の多くは、「○か×」という正解を出すことが求められてきました。しかしこれからはハッキリとした正解が分からない中でも自分の意見を伝えていく場面があります。自分の意見を求められた時に「正解か不正解かは分からないけれど自分はこう思う」ということを伝えていく訓練が必要です。

新聞や本を読んで「自分はどう思ったか」ということアウトプットする訓練をしておくことで、入社をしてから意見を求めらえる場面に強くなっていけます。

また同時に「自分はこう思うけど、相手はどう思うだろう」という相手の考えを想像する力を付けることも必要になります。これからの社会は「自分の意見」を持ちながら、同時に「相手の意見」も聞いて、お互いで話をしていかなければいけません。自分と違う意見だから「間違っている」わけではありません。相手の言い分を想像する、自分と違う立場の人の意見を想像する、そんなことを繰り返して多様な意見を聞ける耳を持っていただきたいと思います。

③タイピングスキルを鍛える

社会人になるとPCを使って仕事をすることが増える人もいると思いますが、例えば、基本的なWordやExcelを使えるようになるために最初に必要となるのがタイピングスキルです。

WordやExcelの機能を覚えることはもちろん重要なのですが、手元の文字入力がおぼつかないときに、新しい機能を覚えようとしてもなかなか頭に入ってきません。しかし、手元を見ずに文字入力ができるようになれば、新しい機能を覚えることは簡単です。

私はPCインストラクターとして、PC初心者の方を対象に資格試験の対策講座もやってきましたが、PC初心者の方に最初にやっていただくことは「タイピング練習」です。ひたすらにタイピングの練習をしていただき、文字入力がスムーズに出来ることを目指します。そうすると、PCへの苦手意識もなくなり、WordもExcelも不思議なほどに機能を覚えていくことができます。

またタイピングのスピードは仕事のスピードに直結します。文字入力に時間がかかっていれば、その分、仕事は遅くなりますし、何をするにも苦痛になります。仕事のスピードを上げるためにもまずはタイピングスキルを身に着けていきましょう。

タイピングスキルは、インターネットで検索をすると無料で練習できるものがたくさんあります。ゲーム感覚でできるものを多いのですので、自分に合うものを探してみてください。

内定者へのまとめ

内定時期にやっていただきたい3つのことをまとめると以下の通りです。

①日本語力を鍛える
②意見を出す力を鍛える
③タイピングスキルを鍛える

ぜひこの半年間で上記の3つにチャレンジして、入社の日を迎えてくださいね。

現在、23年春入社予定の内定者向け「入社準備個人レッスン」も開催中です。4月の入社に向けて、敬語やマナーの不安を少しでも解消しておきたい、入社と同時に活躍できる人材になりたい、そんなことを考えている内定者の方、お気軽にご連絡をください。一緒に「入社準備個人レッスン」を行っていきましょう。

内定者・新入社員研修をご準備される人事の方へ

2023年春入社の新入社員研修まで後わずかとなり、最後の内定出しも含めて忙しい時期をお過ごしかと思います。これから先、内定者研修や新入社員研修をご準備されるときに、「日本語力を鍛える」「アウトプットさせる」「タイピングスキルを身に着ける」ということも、ぜひご検討ください。

特に、日本語力(語彙力)を鍛えることは「主体的に考え行動する社員」を育てることにも直結します。私たちは自分の中にある語彙(単語)を使って考えます。ということは、語彙(単語)の数が少なければ考えることはできないのです。詳しくは、以下のブログに書いています。

「主体的に考える人」を育成する前に〜その若手、考える力がありますか?〜

日本語力を鍛えることを始め、今回おすすめした3つのスキルは、「研修の中で取り扱う」というよりは、課題として各自でやっておいてもらうという形でも良いと思います。次の研修までに「課題図書を読んで気づきをまとめる」という課題を出し、次の研修で皆の前で発表をしてもらう、レポートとして提出してもらい意見交換をするなどのイメージです。タイピングスキルに関しては、業務に直結する部署であればスキル向上ができる仕組みを取り入れていかれると良いと思います。

今日お伝えした3つのスキルは、見落とされがちではありますが、しかし実はとても重要なスキルだと思っています。企業側としてもぜひ研修の一部に取り入れていただき、基礎を強めていただければと思います。

現在、2023年春入社予定の皆様へ向けた「内定者研修」や「新入社員研修」もご案内中です。
□新入社員が3名前後の企業様
□毎年利用していた集合型研修の開催が未定という状況にある企業様
□新しい内定者研修・新入社員研修の導入をご検討中の企業様
どうぞお気軽にご連絡ください。

21年・22年 新入社員研修

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