結局は「人」がいるのだ
先日のある出来事から。久しぶりのブログ更新です。
最近は、ほとんどブログを書けていませんが、毎日、企業コンサルや研修に忙しくしております。4月は、新入社員研修の時期ということもあり、最初の10日間は、新入社員研修の毎日でした。4月中盤に入り、少しずつ通常運転です。
今日は最近感じたことを一つ。
AIの進化を感じない日はない今日この頃、AIができることは増えていき、事務的な仕事はそのほとんどが、AIに置き換わるとも言われていますし、実際に、日本の大手企業では、黒字であってもリストラが進行しています。
AIによって仕事を奪われる、と言われている仕事の代表格が「コンサル」です。大手コンサルファームでは、今まで若手たちが長時間かかってやっていた企業リサーチや施策作りなどを、AIが一瞬で行なってしまうので、若手たちの仕事はなくなったと言われています。
そういう私も「組織コンサル」という肩書きを持って活動をさせてもらっているので、この話は人ごとではありません。組織づくりにおいても、AIがとても良い施策を考えてくれるでしょうし、時間もかからずに「正解」を導いてくれるでしょう。
だから、コンサルという仕事はなくなる?私の仕事もなくなる?
本当にそうでしょうか???
先日、コンサル先の企業の若手社員の方からお電話をいただきました。今、進行中のプロジェクトで仲間たちと満足いく話し合いができずに、悶々として、私に連絡をくれたようです。
「皆で熱い気持ちを持って前に進みたいのに、進めない。どうすればいいんでしょうか?」
プロジェクトをなんとしても成功させたいと思ってくれている彼の熱い気持ちを嬉しく思いつつ、どうすれば同じ仲間と同じ方向を向いて進めていけるのか、仲間たちに気持ちよく動いてもらえるのか、そんなことを30分程度電話で壁打ちしました。
電話が終わった後には、落ち着きを取り戻し「同じ方向を向けるように頑張ります!」と言ってくれていました。後日談として、その彼は、同じチームメンバーと向き合い直して、良い話ができたようで、喜びを熱く語ってくれた、と彼の様子を見てくださっていたリーダーが教えてくださいました。よかった。よかった。
この経験を通して、ふと思うのです。「AIに、人との伴走がどこまで出来るだろうか」と。今のAIは、音声での通常会話も特に困ることスムーズではありますが、そこに納得感があるだろうか、と。どれだけ良い施策ができても、どれだけ動き方が「画面上」で分かったとしても、やっぱり一歩を踏み出せない相手に対して、一緒に寄り添って、いろんなことを話しながら、試しながら進めていくのは、やっぱり「人」でしかないと思います。
ありきたりな話かもしれませんが、やっぱり「人」が必要だと思うのです。それは、良い施策を作ることができる人ではなく、施策を「人と一緒に動かせる人」が必要とされてきます。
私が支援をさせていただいている企業様は、組織づくりに関して、次の一歩を進んでいかれようとしています。経営層が、自社の組織づくりに関して、AIに聞けば「正解」に聞こえる答えが返ってくるかもしれません。でもそれを「動かす」のは現場の人です。経営層と現場には架け橋が必要です。そしてそれは架け橋になるだけではなく、現場の人に寄り添って、現場と一緒になって、悩んで、考えて、アイディアを出しながら、笑って、喜んで、進めていく人が必要なのだと思います。
私はそんなコンサルであるために毎日企業様と向き合っていますし、そして、そうあり続けたいと思っています。
組織づくりで次の一歩を。組織づくり、社員育成に関してお悩みがある企業様はお気軽にご連絡ください
