4〜6年目研修 ”主体的に考えて”動くを目指す

先日、ある企業の4〜6年目研修を担当いたしました。
新卒で入社をして4〜6年目となった社員さんと中途採用で新しくメンバーになった社員さんに対しての研修ですが、研修前に担当者からお聞きした研修開催の背景は以下のようなものでした。

会社としてはもう少し会社全体をみてほしいと思っているが、まだ”誰かがやるだろう”というような意識があり、なかなか自分から動けない。もっと主体的に行動をして後輩育成なども行ってほしい。

研修は9月と10月の2回。1回は3時間30分の研修です。
そこで9月の第1回の研修では「社会人としてのマインドセット」、第2回の研修では「社内コミュニーション」をテーマにお伝えをしました。

この研修は、特に第1回に行った「マインドセット」が肝となる研修となりました。

第1回でお伝えした内容は、大きく以下の3つです。

1)組織文化はその組織に集う一人一人の小さな行動によって作られる、すなわち、自分たちの小さな行動が組織文化を作っている。「部署や企業を作る当事者」として自分の行動を変えていく

2)3年目を過ぎたら「仕事の視座を上げ」ていく、視座を上げるというのは自分の都合だけを考えるのではなく、会社や部署の利害を考えるということ

3)チームの課題や他部署との関係にある”課題”に関して「変わるといいな」と思っていることは、自分が行動をして「変えない限り変わらない」

上記の1)〜3)に関して、ケースを使って考えてもらったり、ワークを通して意見交換をしてもらいながらお伝えをしました。

以下は研修後のアンケートの一部です

視座を上げて考えるというのは、抽象的な言葉であるからこそ難しかったと思いますが、ケースを使い、実際に視座を上げた発言をしていくことで、自分ごととして理解が進んだことがわかります。

特に、新卒で入社をした4年目の社員さんたちは、コロナの影響で企業研修や企業内交流(歓迎会など)の時間をほとんど持つことができなかった世代です。リモートでの研修、リモートでの業務、入社をしてしばらくは自宅待機、そうやってなかなか先輩や上司の仕事ぶりを見ることができないままに育ってきています。だからこそ、今、この時、改めて社会人としてのマインドセットをしていくことの大切さを改めて感じた研修となりました。

皆様の会社ではいかがでしょうか?
もし、4年目以降の社員さんに対して「もう少し主体性を持ってほしい」という思いや「もっと先輩として後輩指導をしてほしい」という思いなどがある場合は、社会人としてのマインドセットの研修を行ってみませんか?

貴社の課題に合わせて、すべてオリジナルで研修をお作りしています。お気軽にお問い合わせください。

お問合せ(メール)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です