自分の名前はハッキリ・ゆっくり・丁寧に

大分県で企業研修をさせていただきながら、個人向けのレッスンや大学生向けの就職支援もしています。先日は昇格試験を目指す個人の方のレッスンの話もご紹介しました。大学生の就職支援では、現在、韓国の大学に通う学生さんの就職支援をしています。

昇格試験であっても、採用選考であっても、また営業などの場面であっても、相手に自分の名前を伝えることは多いと思います。今日はそんな「自分の名前」に関することで私が繰り返しお伝えしていることを書いてみます。

初めて人にお会いするときに、自分の名前を名乗ります。
初めまして、中尾えがおと申します」という感じです。会社に所属している場合は「○○会社××部の中尾えがおと申します」となりますし、大学生の場合は「○○大学××学部△△学科の中尾えがおと申します」となります。この時に、自分の名前をとても早口で雑に終わらせてしまう人が本当に多いのです。

自分の名前というものは、自分が一番付き合いが長いものです。口に出している回数もとても多いと思います。自分にとっては「喋り慣れている音(言葉)」ですし「聞きなれている音(言葉)」です。だからとても早口で名前を伝えてしまうのですが、相手にとっては「初めて聞く音(言葉)」です。例えば、私の名前はとても珍しいので「えがお」という名前を「名前」だと認識してもらえないことがよくありました。「中尾えがおです」と伝えると「中尾さん?江川さん?」と聞き直されたりします。この場合「なかお○えがお」と苗字である中尾と名前であるえがおの間に「○(間)」を置いて、苗字と名前をハッキリと認識してもらう必要があります。

でも実は、これは、珍しい名前に人だけでなく、誰にでも言えることです。「佐藤隆弘さん」「小池順子さん」「中村知子さん」どんな名前であっても、その名前は相手にとっては「初めて聞く音(言葉)」なのです。だから苗字と名前はハッキリ・ゆっくり・丁寧に伝える必要があります。そしてこの名前をハッキリ・ゆっくり・丁寧に伝えることができると、そのあとの会話のペースも落ち着いて進めていくことができるようになります。

ご自分の自己紹介はいかがでしょうか?名前を相手にハッキリと伝えられていますか?相手に名前を憶えてもらうためにも、ハッキリ・ゆっくり・丁寧にをやってみてください。

ビジネスマナーを含めた新入社員研修や個人向けレッスン、就職支援に関してはお気軽にお問い合わせください。

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