研修講師として問われるアフターコロナの世界
今日は、いつものブログとは少しテイストを変えて、半分は自分の備忘録として記しておきたいと思います。ここ最近、この新型コロナウイルスの混乱が収まった後の世界について考えています。そのお話しです。
コロナが終息するころ、世界は大きく変わっています。それはみなさんも想像をされていることと思います。「元に戻る」のではなく「違う世界」になっているんです。
●オンラインでの交流が普通のこととなり、人と人が会うことが「貴重な体験」になっています
●フリーランスや業務委託で仕事を受ける人が増え、正社員として雇用される人が少なくなっていきます
●会社組織ではオンラインのみで働く人、業務委託で働く人を含めた「組織づくり」が必要となります
●社内マネジメントの方法が変わります
●今以上に「目標(理念)」を基に集められた人たちが一緒に創っていく組織像が求められるようになります
●企業の採用は今以上に「個」の力を重視したものになり、自分一人で勝手に学んで、自分一人で勝手に成果を出せる人がより重宝されます
●社内教育方法が変わっています
●教育では、オンラインでの学びの場所が増え、チャンスが広がると同時に、今以上に、子どもの学習能力は家庭環境に左右されるようになります
●社会的には今以上に貧困の格差が広がり、今以上に「自分と合わない人とは関わり合わない」社会になっています
●価値観が合う者同士が集まる小さなコミュニティがたくさん生まれ、そこでの助け合いが生まれていきます
●物流が変わっています
●地方への移住が増えます
●業界の力関係が変わります
あくまでも私個人の想像の域を超えませんが、そんな世界を迎えようとしている今、研修講師として私は何をお伝えすべきでしょうか?また、今年の年末や来年に研修が再開されたとして、今までと同じ内容で研修をしていくことが適切でしょうか。
今この時期だからこそ未来を考えていきたいと思っています。これからの社会がどうなるか、またどんな世界を作っていきたいと思うのかを考えておきたいと思うのです。コロナ禍にある今だからこそ想像したり、学んだりしながら自分たちの世界を考えていきたいのです。
アフターコロナの世界は、誰にも分かりません。みなが想像しながら作っていくしかないのです。それは見方を変えれば想像をしながら創造できることでもあります。「イメージすることでクリエイティブできる」ことでもあると思っています。
研修講師として求められていくことはどのようなことでしょうか?みなさまが求めることはどんなことでしょうか?少しずつ答えを考えていきたいと思っています。