私の仕事=未来の選択肢を増やすお手伝い
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福岡での7年間
現在は、大分県に在住していますが、生まれも育ちも福岡です。2011年~2018年まで福岡県で大学生向けの就職支援や企業研修の講師をしていました。大学生の就職支援をしていた企業は、会社の設立から関わり、企業理念も自分たちで創って、少しずつ会社が大きくなる楽しさを毎日感じていました。所属していた会社ではいわゆる「就活塾」を運営していましたので、毎年100名以上の大学生が「ゼミ生(塾生)」として所属していました。
大学生の就職支援を通して感じていたことがあります。それは「就活って大学3年生から始めたんでは遅すぎる!」ということ。経団連の決めた「就職解禁時期」が来てから「さて、私はどんな未来を創りたいだろうか」と考え「その未来を実現させるためにどんな企業に就職できるといいだろう」と就活を始めるのでは遅すぎるということです。
就活解禁時期から未来を考えることが遅すぎる理由
その理由は簡単です。
①未来を考え、企業選択をするには圧倒的に時間が足りない
多くの場合、自分のやりたいことはそう簡単には見つかりません。さまざまな業界や職種の人と会って、その業界や職種のプラス面やマイナス面を聞いて、自分の未来を想像していくことが「自分のやりたいこと」を考えるヒントになります(一般的にこれを社会人訪問といいます)。でも就活解禁となれば、まだやりたい未来も決まっていないうちに企業の説明会が動きだし、選考に進まなければなりません。そうなるとゆっくり社会人訪問をする時間は取れなくなるのです。
②本当にやりたいことが見つかったとしても、文理選択の影響で受験資格がないこともある
例えば、社会人訪問をやって「素材の研究」ということに興味を持ったとします。自分も新しい素材の研究を通して人の快適な生活の役に立ちたい!と考えたとしても、文系まっしぐらであれば、受験できる企業数はかなり限られてきます(ゼロに近いかも知れません)。もっと早く自分の創りたい未来を知ることができていたら、大学受験で理系を選んでいたかもしれません。
「未来の選択肢を増やすお手伝い」が生まれる
就職支援を通して「もう少しだけ早く自分の未来へのアンテナを立てていたら、もっと違う選択肢があったかもしれない」と思う学生さんにたくさん会ってきました。
そんなことを繰り返しているうちに【未来の選択肢を増やすお手伝い】という意識が強くなってきてような気がします。少しでも早く「未来へのアンテナ」を立てることができるようにお手伝いをして、彼らが主体的に動いていくサポートをしていきたい・・・と。
そして、それはフリーの研修講師になって今も変わっていません。人はそれぞれ、「自分が人生の主人公」です。自分以外の人が自分の人生を歩むことはできません。自分が人生の主役だと知れたら、自分で考え、人生を選択していくことができるようになります。「人に言われた」からやるのではなく「自分で考えて」動くことができるようになります。私の研修を通して「自分の人生の主役になる」ことに気づいていただき、その生き方を選択していただけるようになれば、その方にとっての【未来の選択肢を増やすお手伝い】をすることだろうと思っています。
私の仕事、それは「研修講師」を通して【未来の選択肢を増やすお手伝い】をしています。受講生の方が「自分の人生の主役になる」ことを研修を通して知ってくださり、主体的に、選択的に自分の人生を創っていかれることを願っています。
研修の内容は【小さな組織のための小さな研修】を御覧ください