ほんの少し「仕組み」を変えるだけ
先日、久しぶりに実家に帰省し、ゆっくりとした時間を過ごしていました。
お互いの近況を話している時に、母がこんな話をしてくれました。
「今、所属している団体で、アンケート用紙を配布しているんだけど、団体の所属年数が高い人ほど回収率が悪くて困っているの。毎回、提出してくださいって呼びかけるんだけど、なかなか回収できないね~」
この手の話。実はどの組織でもよく耳にする話です。
「なぜアンケートを配布したときに、みなさんにその場で書いてもらわないの? 一斉に書いてもらって、その場で回収すれば済む話じゃないの?」と話をしてみると
「確かに!」と母は大変納得した様子。
問題が解決したようでした(笑)
これは単純に「仕組み」の話です。
アンケートの回収率が悪い理由は、「アンケートを書いてもらって回収するまでの仕組み」がないから。アンケートを配布して、一斉に書いてもらって、その場で回収する、という仕組みができていれば、回収率が悪いと悩むことはなくなります。
実は、組織づくりもほとんどが「仕組み」の話。
すべて、業務時間の中に「仕組み」として埋め込んでしまえば良い話です。
職場づくり・人材育成・人材定着など何となくうまくいっていないところがあれば、ぜひその仕組みに一度着目して、見直しをしていただきたいなっと思っています。