書けないことは喋れない

先日、スピーチやプレゼンで緊張してしまう人へ、緊張をしない自分になるための準備の方法をお伝えしました。

大分や福岡を中心に企業研修や個人向けセミナーを担当していますが、「人に伝えるのが下手なんです」「何を言っているのか分からなくなります」とご相談をいただくことが多いです。

そんな方にぜひ試していただきたいことが「一度書いてみる」ということです。人は「書けないことは喋れない」と言われています。

私たちが何かを「考える」時には、脳の中でイメージで考えていることが多いです。何となくぼんやりと考えていたり、映像でとらえていたり。それを人に伝えようとすると、映像を文字に変換して伝える必要が出てきます。その時に、自分の頭の中にある「映像」を的確に表す言葉(文字)が必要となるのです。

人に伝えることが苦手な方は、映像を文字に変換することをあまりされていない場合が多いです。脳内の映像を映像のまま伝えようとしている。でも相手は脳の中の映像を見ることができないので、うまく理解できない。

映像を言語化し、相手に的確に伝えるためには、自分のボキャブラリーを増やしたり、表現のセンスを磨いたりと様々な努力が必要になってきます。それはそれでまた別の努力となりますが、まずは、「書いてみる」ということがおススメです。

日記を付ける、手帳にメモをする癖を付ける、ツイッターでつぶやく、いろんな方法を通して「言語化」をする練習をしていきたいですね。

大分・福岡を中心に企業研修やセミナーを行っています。
研修やセミナーのご相談はお気軽にどうぞ。

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