研修内容を忘れないようにするためには

先日、大分県にて管理職研修を担当いたしました。
その振り返りシート（アンケート）で
「今日の研修内容を忘れないようにするためにはどうすればいいですか？」という質問をいただきました。

この質問をしてくださる時点で、「今日の研修内容を忘れないでいよう」と思ってくださっていることが伝わってとてもうれしく思いました。

さて、「忘れないためにはどうすればいいか？」に対する回答ですが、

ズバリ！「人は忘れる動物です！」だから「忘れて当たり前」くらいに思っておいたほうがいいです。もう少し言ってしまうと、「忘れることは恵み」です。何もかも忘れずに覚えていたら、大変なことになってしまいます。

答えになっていませんね（苦笑）

まぁ、忘れる動物だからと言って忘れていいことばかりではなく、やはり覚えておく必要があるものもあります。でも人は忘れる。。。それはなぜか、「目にしなくなるから」です。

忘れないためにできることはシンプルです。
「紙に書いて見えるところに貼っておく」ただそれだけです。
研修内容で自分が実行しようと決めたものを付箋に書いて、デスクトップに貼り付ける、手帳に書き留める、自宅であれば冷蔵庫やトイレに貼る、それだけです。毎日、目にすることが「忘れないコツ」といえます。

私はサラリーマン時代、その月の目標、自分の指針となっていたドラッカーの言葉などを付箋に書いて、PCにべたべたと貼っていました。毎日仕事をしながらその言葉を目にして、行動を意識していたものです。フリーになった現在は、目標などを手帳に書いています。手帳はそのページを見ないと忘れてしまうので、月が変わる時に目標を書きうつして行くようにしています（何度も同じ目標を書くことになってますます良いです）。

研修内容だけでなく、自分の目標など、何事も忘れないようにするために「紙に書いて目にするところに貼っておく」をぜひ実行してみてください。